50代男性の頻尿の原因の一つは前立腺肥大症だった!

「夜中に何回もトイレに行く」「おしっこに時間がかかる」「なかなかおしっこが出ない」と言う50歳を越えた男性がたくさんいます。

このような男性にとって避けられない排尿障害の原因の一つに前立腺肥大症という病気があります。前立腺肥大症について少しまとめてみました。


前立腺肥大とは?

前立腺という臓器は膀胱の真下にあります。その中心を尿道が通っているのです。年を取るとこの前立腺に線種と呼ばれる一種の腫瘍ができます。これが肥大化したのが前立腺肥大という症状です。前立腺が膨れてきて、その影響で尿道が細くなるため排尿障害が出るわけです。

現在では50歳を越す男性の3~4人に1人は排尿の悩みを抱えていると言われています。生死を分けるような深刻な病気ではありませんが、排尿というのは大切な生理現象であるため改善しておく必要があります。

前立腺肥大症の症状のチェック

この病気にはWHOが出す国際前立腺症状スコアというテーブルがあります。

  • 排尿後にまだ残っている感じがある?
  • 排尿後2時間以内に、もう一度トイレに行く必要がある?
  • 排尿の途中で、尿が途切れることがある?
  • 尿意を催すと、我慢するのが辛い?
  • 尿の出る勢いが弱いことがある?
  • 排尿を始めるとき、いきむ必要がある?
  • 就寝中、何回ぐらい排尿に起きるか?

という7項目について、「なし」0から「ほとんどいつも」5までのポイントを付けていきます。

その合計ポイントで0~7点が軽症、8~19点が中等症、20~35点が重症というように判定されます。その結果を基にお医者さんと治療の相談をすることになります。

前立腺肥大症の治療法は?

この病気の治療方法には二つあります。薬物療法と手術の二つです。薬物療法にはα1ブロッカー抗男性ホルモン薬の2種類があります。

薬物療法交感神経と前立腺の緊張を緩め、尿道への圧迫を抑えるという役割をします。抗男性ホルモン薬前立腺の肥大を縮小させるものです。症状が進んでくると手術によって治すことが必要となります。

手術のうちでもっともポピュラーなのが、経尿道的前立腺切除術と呼ばれる手術です。簡単に言うと、ペニスの穴から電気メスなどを通し、電気メスで削った前立腺が貯まってくると灌流液で流し出すという方法です。

もちろん局部麻酔をしてから行うので傷みはありません。この手術を受けるとほぼ間違いなく完治します。排尿という作業はどうしても避けられない生理現象です。

普通に排尿が行われている時は感じなくても、やや若い頃と様子が違ってきたと感じたら専門医に相談することが大事です。

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