心因性頻尿はストレスや不安が引き金になって起きる症状です

心因性頻尿は、体に異常がないのに1日に10回以上トイレに行く症状を言います。

子供から40代ぐらいまでの幅広い年齢層に見られる症状で、リラックスしている時や眠っている時は頻尿の症状は出ません。

緊張やストレスの強い場面になると頻尿の症状が強くあらわれます。


心因性頻尿は不安や緊張が原因に

心因性頻尿不安や緊張が強くなると、大脳が興奮状態になり膀胱を収縮させることで尿がたまったと錯覚してしまうことが原因と言われています。

心因性頻尿は、偶然トイレに行きたいときに行くことができずに、危機的な状態になってしまった事がきっかけとなり発症します。リラックスしている時は症状は落ち着いていますが、会社へ行く通勤電車に乗るとトイレに行きたくなったり、試験の前になると気になってトイレにばかり行ってしまうといった形で症状があらわれます。

仕事や受験へのストレスが、心因性頻尿という症状となっているのです。

心因性頻尿は無理に治そうとしない

心因性頻尿は心理的な要因が引き金でおこり、頻尿の症状を気にすれば気にするほど悪循環に陥ってしまいます。心因性頻尿は完璧主義で几帳面な人がなりやすいため、このようなトイレが気になってしまう状態を早く治さなければならないと思い詰めて考えてしまいます。

ですが心因性頻尿の場合は、無理に治そうとすればするほどトイレが気になってしまうため逆効果なのです。自分を追い詰めて責めるような考え方はやめて、トイレに行きたければ行ったらいい、トイレに行くのは悪いことではないと、自分に対して安心できる状態をつくってあげることで、リラックスをして症状を意識しすぎる悪循環を断ち切る事が回復への近道になります。

排尿日誌でストレスの原因を探る

自分の状態を客観的に見るために、排尿日誌をつけてみるのも症状の改善に役立ちます。

どういう場面に遭遇するとトイレに行きたくなるのか、何回ぐらい行くのか、ということをノートに記録していきます。記録したものを見かえすと、自分の頻尿が起きてしまう時のパターンが見えてくると思います。

心因性頻尿は機会依存性とも言われていて、ストレスや不安を感じる場面になると反射的にトイレが近くなります。自分が何にストレスを感じているのかノートに記録していくことで具体的に知ることができるので、頻尿の症状だけに振り回されなくなります。

膀胱訓練でトイレが我慢できる事を実感する

心因性頻尿の改善には、膀胱訓練も効果があります。膀胱訓練はトイレに行きたくなっても、まず3分間トイレに行かずに我慢します。3分間我慢できたら、次は5分、10分と徐々に我慢する時間を伸ばしていきます。

これを繰り返すことで、自分の脳にすぐにトイレに行かなくても大丈夫だということを学習させることで心因性頻尿が改善されていきます。

心因性頻尿で、日常生活に支障が出ていたり、本人の生活の質が落ちてしまっている場合は心療内科や精神科を受診しましょう。

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