頻尿に処方される薬とは?症状や原因に応じて多くの種類があります。

頻尿と一口にいっても、その原因は様々です。

男女による違いや器質的な要因、精神的なものなどと複数あるため、処方される薬剤も複数あります。代表的な薬剤について見ていきましょう。


膀胱の働きが強い頻尿には抗コリン薬

膀胱の収縮が強いことによって尿意を感じている人に対して処方されます。

膀胱において抗コリン薬は筋肉の収縮を弱めますが、膀胱以外でも効果を発揮するため副作用として、口の渇き、緑内障の悪化(緑内障患者には禁忌)などがあります。商品としてブスコパン、チアトン、ベシケア、バップフォーなどがあります。

膀胱が固くなった人の頻尿には膀胱平滑筋弛緩薬

膀胱は平滑筋と呼ばれる筋肉でできていますが、様々な理由により固くなり、膀胱の容積が小さい場合に処方されます。商品としてスピロペントなどがあります。

細菌感染による頻尿には抗生物質

膀胱に細菌感染があると、体は尿を出して細菌を排出しようとするため、尿意を多く感じることになります。

抗生剤で細菌を殺すことで、尿意を抑えることができます。副作用として、下痢や光線過敏症、発疹、発赤などがあります。商品として、クラビット、セフゾン、フロモックスなどがあります。

男性の頻尿治療に使用される薬剤を解説

男性頻尿の原因の多くは前立腺肥大です。前立腺肥大に対する薬剤も複数あります。

尿道を広げるためにはα1受容体遮断薬

前立腺につながる尿道を広げて排尿をスムーズにすることで尿意を感じる頻度を抑えて、頻尿を抑えます。

前立腺肥大を直接的に治療するものではなく、その症状を緩和する薬剤です。副作用としてめまい、ふらつき、眠気があります。商品としてハルナール、フリバス、ユリーフがあります。

男性ホルモンを抑えるためには抗アンドロゲン薬

男性ホルモンであるアンドロゲンが過剰になると、前立腺肥大を引き起こします。抗アンドロゲン薬には前立腺を縮小させる効果があります、尿道の閉塞を防ぐ作用があります。

すぐに効果が出るものではなく平均3か月以上服用する必要があります。副作用として女性ホルモンが優位になるため、女性化乳房(胸が大きくなる)、性欲減退などがあります。商品としてプロスタールやカソデックスがあります。

α1受容体遮断薬や抗アンドロゲン薬以外の治療薬には漢方薬があります

α1受容体遮断薬や抗アンドロゲン薬が使用できない場合に処方されます。排尿をスムーズにする効果はありますが、前立腺を縮小させる効果はありませんので、根本治療ではありません。

年齢的に手術ができない高齢者にも処方されます。

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