トイレの回数、多くない?人に相談しにくい「頻尿」のお薬について

頻尿とは、定義としては起床から就寝までの間の、1日の排尿回数が8回以上の状態の事を言います。

原因は様々で、過活動膀胱、残尿、多量、尿路感染症、腫瘍、心因性のもの、単なる水分の摂りすぎなどがあります。

もちろん、それぞれ治療法は違ってきますが、泌尿器系に特に原因のないものについてみていきたいと思います。


病院を受診したら、どんなお薬が処方されるの?

①抗コリン薬

頻尿が気になり受診して、他の原因(感染症や腫瘍など)が無い場合ます処方される事が多いと思います。頻繁に尿意を感じる一つの原因として膀胱が勝手に収縮して尿意として感じられることが挙げられます。

この薬の作用メカニズムとしては、膀胱をつかさどる神経の一つ副交感神経をおさえて膀胱の筋肉をゆるめることで、この勝手な膀胱の収縮を抑えてくれます。その結果、頻繁な不必要な尿意が減っていくというわけです。

②β3作動薬

こちらも膀胱の収縮に作用して、膀胱の過度な収縮を抑える効果あります。とはいっても作用メカニズムが違います。①の抗コリン薬とは違い、こちらは交感神経のβ3受容体を刺激して膀胱をゆるめる作用があります。

③フラボキサート

膀を弛緩させる作用があるのは上記2種のお薬と同じですが、作用メカニズムがはっきりわかっていない部分ももあります。筋肉に直接作用し、排尿力を低下させないともされています。

効果も副作用も、上記のお薬よりはマイルドなようです。

④漢方薬

漢方薬は、体質によって使えるお薬が違ってきます。冷えのある方だと八味地黄丸・牛車腎気丸など、逆にほてりがあるタイプだと六味地黄丸、イライラなどの精神症状を伴うタイプだと清心蓮子飲、ストレスや鬱傾向のタイプだと加味逍遙散などが効果のある場合があります。

とはいってもなかなか病院へは行けない…

⑤市販薬での対応

③のフラボキサートを含むお薬が市販されています。女性しか使えない、という規定はありますが、市販薬で対応できれば手軽ですね。

⑥市販の漢方薬

漢方薬はドラッグストアの店頭でも販売されています。

ただ漢方薬は市販のものは若干価格が高いものが多く、続けるとなるとコストが気になるところではあります。

以上は、感染症や腫瘍などが無い場合の治療薬になります。

泌尿器科専門医などを受診し、体質にあったお薬を選び、行動訓練や膀胱訓練、水分の摂り過ぎの場合は調節などお薬以外の治療も並行して行うことで、より効果的な治療になるでしょう。

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