頻尿は病気のサイン?心臓や膀胱、前立腺の病気かも…

尿意を催す間隔がとても短くなって、1日にトイレに行く回数が増えてしまうことを頻尿といいます。年齢を重ねると、トイレが近くなると言いますが、実は頻尿が起きる原因はそれだけではありません。

頻尿は体の様々な病気を示すものでもあります。また、重大な病気を示すサインであることもあるんです。しかし、頻尿は水を飲み過ぎたり飲酒量が多かったりすると、短期間でもなってしまう身近なものです。

そこで今回は、頻尿がサインとなるような病気にどんなものがあるのか、詳しく紹介していきます。

そもそも頻尿って?普通よりも多い排尿回数

平均を上回る

ではまず、頻尿とはそもそもどんなものなのか確認しておきます。トイレが近くなること、といっても判然としません。成人のトイレに行く回数の平均を上回っている場合が、一般的に頻尿とされています。

具体的に言えば、1日に昼5回、夜1回程度の排尿回数が平均とされています。ここから考えて、1日に10回以上の排尿を行っていたら、頻尿とすることができます。

ただし、摂った水分の量が多ければ必然的に排尿の量も増えますから、日や期間によってこれは変動します。あくまでも目安として考えた方がいいです。

頻尿のメカニズム膀胱や尿道の不具合

尿が上手く溜まらない、通らない

では次に、頻尿のメカニズムについてもお話しします。何がどうなって何度も尿意を催すようになってしまうのでしょうか?これは要因によって様々ですが、排尿に関わる部位が絡んでいることが多いです。ここでは、膀胱と尿道について紹介します。

膀胱が収縮することで、人は尿意を感じ排尿します。この膀胱の活動が強くなりすぎる過活動膀胱が、頻尿を引き起こすのです。排尿するほどの尿が溜まっていないのに、膀胱が活動してしまって尿意を感じる。これが膀胱に関した頻尿のメカニズムです。

尿道は、炎症や何らかの原因によって圧迫されることで、尿が上手く通っていかなくなってしまうことがあります。そうして尿切れが悪くなって残尿感が起こり、頻尿となってしまうのです。

重病でない頻尿は?多くは過活動膀胱

過活動膀胱

さて、では実際の頻尿の原因について解説します。まず、頻尿ではあるけれど、命に関わる様な重病ではないものを紹介します。ここで挙げるのは、先にも少し触れた過活動膀胱です。

改めて説明します。様々な原因によって、体内にためておく尿を管理する膀胱の活動が激しくなってしまうのが、この過活動膀胱です。頻尿の多くは、この過活動膀胱によるものであることが多いです。

過活動膀胱の原因

この過活動膀胱は、様々な事項を原因として起こります。男性では前立腺肥大、女性は妊娠などによる骨盤底筋のゆるみ。他にも心を問題とするものもありますし、原因が不明であることも多いです。

これらによる過活動膀胱、ひいては頻尿は、命に関わるほどではありません。しかし、尿が本当に出なくなるほど重症化する場合もあります。重病ではないからと甘く見て放置しないで、受診することをおすすめします。

頻尿が示す重大な病気は?~

様々な部位に…

では続いて、頻尿が示す重大な病気についてです。頻尿は病気のサインであることがあるのです。いくつかあるのですが、今回は3つ紹介します。

  • 心臓病
  • 膀胱炎
  • 前立腺がん

このように、体の様々な部位における病気と関係していることがあるのです。この他にも、血尿が代表的な症状である膀胱がんで、頻尿が見られることもあります。

頻尿の治療は?病院では、自分では

病院では何が行われる?

では最後に、頻尿の治療について紹介します。頻尿は病院での治療もありますが、身近なものゆえに、家庭内で自分でできる対策も多いです。今回はそのどちらも紹介します。

先に病院での頻尿に対することです。まずは検査です。検尿や採血、他にも膀胱に溜められている尿の量などを調べます。それによって、前立腺がんや膀胱炎などの病気がないか、頻尿原因が分からないか調べるのです。

そして、何らかの原因となる病気が見受けられた場合は、そちらの治療が行われます。そして、頻尿そのものの治療としては、薬物による治療が行われます。

原因によって用いられる薬は異なりますが、膀胱の過度な収縮を抑えるものや、尿道の緩みを抑えるものなどが用いられます。

この他に、行動療法として患者が行うトレーニングなどを指導したりもします。

自分でできるもの

続いて、自分でできる治療法です。病院での治療の最後に紹介した行動療法も含めて、頻尿の治療には患者本人の意識、取り組みが重要です。

具体的には、排尿の回数を自分で管理、コントロールするトレーニングなどがあります。トイレに行きたいな、と感じても少し我慢してから行ってみたり、自身の排尿回数を把握し、目標を立てるなどが具体的なものです。

まとめ

まずは病院へ

いかがでしたか?頻尿に関わる病気について、理解してもらえたでしょうか?頻尿は加齢と共に現れてくるような身近なものですが、時にとても危険な病気が潜んでいることもあるのです。大丈夫だろうと思い込まず、少し疑ってみることも必要です。

そして、自分の意識でもって、患者は頻尿を改善していくことができるのです。ただし、頻尿にもっと大きな病気が関わっている場合はその限りではありませんから、気になればまず受診に行くべきだと言えます。

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