膀胱炎の原因とは?尿道に入り込む細菌、それを起こす環境

膀胱に起きた炎症が原因で、痛みや頻尿などを招く膀胱炎。特に女性に多いこの病気ですが、これは日常生活につきものの排尿に支障を来すようなものです。

この膀胱炎は炎症が起きるというものですが、その炎症を起こすような原因はなんなのでしょうか?

今回は、膀胱炎についての解説も併せて、この膀胱炎の原因についてみていきます。

まず膀胱炎とは?膀胱の炎症が、排尿などに悪影響を及ぼす

膀胱に起きる炎症

では、そもそも膀胱炎がどんなものなのかを確認しておきます。膀胱炎とは、その名の通り膀胱に炎症ができてしまうという疾患です。結果として膀胱が過敏になり、排尿などの正常な働きが難しくなってしまいます。

膀胱炎では、ちくちくとした痛みや、時には血尿や白濁尿、頻尿などの症状が起こります。人が必ず行う排尿に支障を来す、嫌な病気が、この膀胱炎と言えます。

膀胱炎の特徴は?いくつかの種類があり、また女性に多い

いくつかの種類

続いて、この膀胱炎の特徴についてです。まず1つ目は、膀胱炎の中でもいくつかの種類があることです。主なもので3つ紹介します。

  • 急性膀胱炎
  • 慢性膀胱炎
  • 間質性膀胱炎

この中で最も多いのは、細菌の感染による急性膀胱炎です。慢性膀胱炎は、何か別の疾患が元で膀胱炎が続いている場合や、先の急性膀胱炎を繰り返してしまう場合などがあります。どちらにしても、他の疾患や急性膀胱炎の原因を取り除くことが必要になります。

間質性膀胱炎とは、細菌感染である急性膀胱炎と比べて、その発症の原因に違いがあります。間質性膀胱炎では、その原因が分かっていないのです。

症状としても似ている部分が多いですが、尿に異常があまり見られないなど、差異もあります。これからの研究が期待される膀胱炎でもあるのです。

女性に多い

他の特徴として、膀胱炎は男性にはあまり見られず、女性に多いということが挙げられます。これは特に細菌の感染を原因とする膀胱炎で顕著です。

ある調べでは、女性の20~25%、約4人に1人が、この膀胱炎を経験するとしています。詳しくは後述しますが、これには女性と男性の体の違いといった理由があることも分かっています。

膀胱炎の原因は?細菌が膀胱に入って炎症を起こす

尿道を通って入り込む細菌

さて、では実際に、この膀胱炎にはどんな原因があるのか見ていきます。慢性膀胱炎や間質性膀胱炎については、ある程度お話ししました。ここで詳しく語るのは、細菌の感染を原因とする膀胱炎についてです。

細菌感染、と原因を一口に語ることはできますが、もう少し詳しく見ていきます。これは尿道を通って細菌が侵入、膀胱まで入り込んで炎症を起こしてしまうというものです。

ですから、尿道に細菌がついてしまいそうな不清潔さや状況などを、特にその原因とみることもできます。また、このような細菌を体に入り込ませてしまうほどに、免疫が弱っていることが、その原因の一端であることもあります。

どうして女性に多いの?体の構造から、細菌が侵入しやすい

男女の体の違い

では改めて、なぜ膀胱炎が女性に多いのか説明します。これには、男女の体の構造の違いが根底にあります。女性は男性に比べて尿道が短く、細菌が膀胱まで侵入しやすいということが、その原因なのです。

細菌の感染による発症は、男女の不衛生な環境での性交渉によって招かれていることもあります。体の構造と併せて、きちんとした状況下で行わなければ更に負うリスクは高まるということになります。

膀胱炎はどう治療する?薬物治療で原因菌を排除

薬物治療が主

では最後に、この膀胱炎の治療法についてです。まず病院では、薬物治療が主としてとられます。膀胱炎の原因である細菌を、抗菌薬などの薬で排除していくのです。

抗菌薬、つまり菌を殺す薬ならどれでもいいというわけではなく、不十分な検証で服用すると耐性を持った菌が現れたりよくありません。医師の指示のもときちんと検査をして、原因である菌に対応して、適当な薬を用いていく必要があります。

自分でできること

あくまでも治療の主となるのは薬物ですが、自分でできることもいくつかはあります。細菌がいるような環境をつくらないように、清潔を保つ。時には性交渉を避けることも必要な場合があります。

また、辛いものなどの刺激物も、膀胱にはよくありません。排尿をスムーズにできるように適切な水分補給を行いながら、膀胱炎を助長させるようなことをしないように心がけるべきです。

まとめ

勝手に判断しないで

いかかでしたか?膀胱炎やその原因について、理解してもらえたでしょうか?女性に多い病気とはいえ、その原因には男性との性交渉などが関わっている場合、あるいは一緒に営んでいく生活習慣が関わっている場合もあります。男女問わず正しい知識を持っておくことも必要です。

しかし、知識を得たからといって、これは恐らく膀胱炎だと自分で判断したり、治療を1人で決めるのはよくありません。きちんと病院で診察を受け、適切な治療法を医師に指導してもらうことも大切なのです。

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