つらい頻尿になりたくない!女性に多い頻尿の原因と4つの対策

頻尿というと、高齢の男性に起こりやすい、夜間に何度もトイレに起きる、などのイメージが強いのではないでしょうか。

しかし、頻尿の症状に悩む人は国内に810万人と推定されており、そのうち女性の占める割合も少なくはないのです。

頻尿は、発症してしまうと日常生活に支障が出ることもあるつらい症状です。頻尿の症状に悩まされないために、頻尿の基礎知識から女性に効果的な頻尿対策まで、しっかり学んでいきましょう。

これってもしかして?頻尿に気付く3つのサイン

言葉としてはよく耳にする頻尿ですが、実際にはどんな症状が頻尿なのでしょうか。素早く対策をとるために、また、原因が病気であれば早めに治療を行うために、頻尿時に体に現れる3つのサインを覚えておきましょう。

1.一日の排尿回数が増加

一日の排尿回数の平均は、日中5回と夜間に0~1回です。目安として、一日の排尿回数が8回を超えると頻尿が懸念されます。

ただし、排尿回数の基準には個人差があります。日頃3回程度しかトイレに行かない人がその2倍の6回トイレに立つようなら、頻尿が疑われます。逆に毎日8回トイレに行くのが普通だという人は、それが10回になったからといって頻尿になっているとは限りません。あくまでも、本人がいつもより排尿回数が増加していると思うかどうかが判断の基準になります。

2.一度の排尿量が少ない

急激な尿意を覚えて(尿意切迫感)トイレに行くにもかかわらず、一度の排尿量は極端に少ないことも頻尿の特徴です。急に催して、我慢できずに尿漏れを起こしてしまうこともあります(切迫性尿失禁)。

強烈な尿意を感じてトイレに行ったのに、ほとんど排尿できなかった」が続く場合は、頻尿の可能性が高いといえます。

3.排尿後に残尿感

頻尿時は、排尿後に残尿感が残ることが多々あります。感じた尿意に対して排尿量が少なく、きちんと出きった感じがない。だけどもう出ない。そして、またすぐに尿意を覚える。これが頻尿の主な特徴です。

頻尿はなぜ起こる?主な原因5つ

特定の疾病を罹患した時や、体に何かしらの変化が起こった時、頻尿の症状は発現します。では、頻尿はどういったことが原因で起こるのでしょうか。

    <頻尿を引き起こす4つの原因>

  • 排尿障害を伴う疾病
  • 睡眠障害
  • 心因性の要因
  • 原因不明のケース

少し詳しく見ていきましょう。

排尿障害を伴う病気

頻尿の原因として最も多いのは、特定の疾病のため排尿障害が生じるケースです。排尿障害を引き起こすおそれがある疾病は、過活動膀胱炎、膀胱がん、前立腺がん、前立腺肥大症、糖尿病など様々です。排尿疾患の代表は、細菌感染などで排尿筋が収縮することによって起きる過活動膀胱炎で、罹患者は800万人に及びます。

また、睡眠障害のため良質な睡眠をとれないことは、夜間頻尿の原因になります。

頻尿の原因は病気だけではない

緊張、ストレスなど心の負担も頻尿の原因になります(心因性頻尿)。長時間トイレに行けない場所に行く前などに、「トイレに行っておかなくて大丈夫だろうか?」と不安になって尿意を感じたり、トイレに行っても排尿できなかった経験はないでしょうか。排尿に対するプレッシャーや、他の心の不安など、心の負荷が頻尿の症状に繋がることがあります。

頻尿には、根本となる原因が特定できないケースもあります。加齢による発症などがその例ですが、原因を取り去ってしまうことが難しいため、長期的に症状に耐えなければなりません。

要注意!女性に起こりやすい頻尿の原因は?

前節では、一般的な頻尿の原因についてお話ししました。ここからは、特に女性に生じやすい頻尿の原因について学んでいきます。

体の冷えや飲料の種類に注意

体(特に下半身)の冷えは頻尿の原因になります。冷え性は女性に多いこともあり、女性は特に冷えが引き起こす頻尿に注意する必要があります。

女性が好んで摂取することが多いコーヒー、紅茶、緑茶などのカフェイン飲料は利尿作用が強いため、多量な摂取は頻尿を招いてしまいます。

女性特有の病気による頻尿

子宮筋腫や子宮脱など、子宮に関わる病気が排尿器官に影響を与え排尿障害を引き起こすことがあります。

また、妊娠・出産後の女性の体に起こりやすい骨盤底筋のゆるみも、頻尿の原因になる症状の一つです。

つらい頻尿…軽視してはいけないワケ

排尿回数が増えることが主な症状である頻尿ですが、軽視してはいけません。頻尿の症状が悪化すると、ひどい時には10~20分に一回トイレに立つことになったり、排尿器官の圧迫感に苦しむこともあります。放置すると加齢とともに悪化し、最終的にはおむつがなければ生活できないなど、日常生活が一変してしまうことになりかねません

また、前述したように頻尿は大きな病気の症状として現れるケースが多いです。疾病の早期発見・早期治療のためにも、頻尿の症状を軽視しないよう気を付けましょう。

覚えておこう!今日から始める頻尿対策

頻尿の症状が出た時、また、症状が出ないよう予防したい時、何をすればいいのでしょうか。女性の頻尿を防止・改善するために効果的な対策を紹介します。

女性の頻尿に効く4つの対策

    <女性の頻尿防止・改善対策>

  • 血行促進
  • 水分の摂り方に注意する
  • 適度な運動
  • ストレスをためない

適温でゆっくり入浴するなどして血行を良くし、体の冷えを防ぎましょう。カフェイン飲料の摂取を控えたり、一度に大量の水分を摂取しないよう心がけるなど、水分の摂り方にも注意が必要です。

適度な運動は、頻尿の原因になるむくみを軽減します。また、排尿筋をリラックスさせたり、骨盤周りを鍛えるためには、体操やストレッチがよいでしょう。心因性の頻尿を防ぐためには、日頃からストレスをため込まず健康な心を養うことも大切です。

まとめておさらい!つらい頻尿にならないために大切なこと

頻尿を引き起こす数多くの原因のうち女性に生じやすいのは、体の冷え・利尿作用のある飲料の摂取・病気や出産による体の変化などでした。これらを防ぐためには、その原因を根本から排除する4つの対策(血行促進・水分の摂り方・適度な運動・ストレス低減)が効果的であるということが分かりました。

何よりも大切なのは、頻尿のサインを見逃さず、早めの対策を心がけることです。つらい頻尿に苦しまないために、今のうちから生活習慣をしっかり見直したいものですね。

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