最近トイレが近いかも?頻尿の5つの原因と気を付けたいこと

「なぜか最近、いつもよりトイレが近い…」と感じた経験はありませんか?一日の排尿回数が増えたり、尿意切迫感や不快な残尿感をおぼえることも多いこの症状を「頻尿」といいます。

頻尿は、あなたの生活に多くの不便さと苦痛を生じさせかねない、生活と密接な関わりを持つ病気です。そんな頻尿の原因になる5つの事象と、頻尿について知っておきたいこと、気を付けておきたいことをまとめました。

どれくらいトイレが近ければ頻尿?目安と症状

トイレが近いと感じつつも、それが病気によるものなのか、それとも偶然なのか、素人である私たちが自分で判断するのはなかなか難しいところです。

排尿回数が多い状態を頻尿と呼ぶので、いつもよりトイレの回数が多ければそれは頻尿だと言って差障りありません。その上で何か対策をとるべきか、医師に相談すべきかなど対応に迷う場合には、以下の基準を参考にしてください。

よくある症状は?

頻尿の症状には個人差がありますが、尿意を感じてトイレに行ったにもかかわらず一回の排尿量が少なく、残尿感が残ることが何度も続くようであれば比較的症状の重い状態です。早めの対策や受診をおすすめします。

何回トイレに行けば頻尿?

成人の排尿回数の平均は、日中5~6回、夜間0~1回程度です。1日の合計が8回を超えるようであれば頻尿を発症しているおそれがあるため、早めの対処を心がけましょう。

ただし、元々日頃の排尿回数が8回以上の人であれば、その状態は頻尿だとはいえません。あくまでも、「普段より明らかに多いかどうか」を判断基準と考えてください。

実はこんなに!頻尿で起こる生活の問題

頻尿で生じる生活上の問題点は多岐にわたります。仕事に支障が出る、家事に集中できない、行きたい場所に出かけられない、人と会うのが億劫になる、当たり前のことでできず自信をなくしてしまう、尿失禁でにおいが気になってしまう、性生活に支障をきたす…など実に様々です。

発症して困ってしまう前に、頻尿に対する知識や理解を高めておきましょう。すでに頻尿の症状がある人は、より問題が大きくならないうちに、対策や治療を行いましょう。

あなたは大丈夫?トイレが近くなる5つの原因

頻尿を発症する原因は、おおまかに分類すると5つに分かれます。頻尿に悩んでいる人は、自分に当てはまる原因がないか確認してみましょう。

病気に伴う排尿障害

発症すると排尿機能に障害が生じ、症状の一環として頻尿になってしまう病気は数多く存在します。生活習慣病や、産後の女性に起きやすい下半身の病気、その他膀胱や前立腺の病気がその代表です。具体的な病名については後ほど詳しく紹介します。

体が冷えると頻尿に

暑い季節に冷房にあたり過ぎたり、冬の寒い中長時間野外で過ごすなどして体が冷えてしまうと頻尿の原因になります。体を冷えから守る行動を意識的にとることが大切です。

食べ物・飲み物の利尿作用

食べ物や飲み物の中には、利尿作用(排尿を促進するはたらき)のあるものがあります。利尿作用のあるものを多く摂取してしまうことで尿量が増え、頻尿になってしまうことは少なくありません。

ストレスなど心の問題

長い時間トイレに立てない会議やコンサートなどの前に、「トイレに行っておかなければ」「もう一回行っておいた方がいいだろうか?」などとトイレを気にしすぎることでかえって頻尿を招いてしまうことがあります。

また、トイレには関係のない内容であっても慢性的に悩みやストレスを抱えていると尿道括約筋に異常が生じ、頻尿になるケースがあります。

高齢化で上がるリスク

排尿は、体内の多くの部位のはたらきによって支えられている複雑な機能です。加齢によって体の様々な部位が衰えることで、排尿に必要な機能が正常にはたらかなくなって頻尿の原因になることがあります。

頻尿は高齢者に多い病気です。高齢になってから頻尿に悩まないよう、若いうちから体の各所を健康に保つ努力が必要です。

どんな病気で頻尿は起きる?主な病名を紹介

頻尿の症状を伴う病気は数多く存在することをお話ししました。以下は、頻尿を引き起こすことがある病気の一例です。

    <頻尿の症状をもたらす病気>

  • 糖尿病
  • 高血圧
  • 脂質異常症
  • 動脈硬化
  • 膀胱瘤
  • 直腸瘤
  • 子宮脱
  • 過活動膀胱
  • 前立腺肥大症
  • 子宮がん
  • 前立腺がん

頻尿の発症をきっかけに病気が見つかることもあるので、症状が続く場合には、なるべく早期に受診することをおすすめします。

摂り過ぎに注意!利尿作用のある食べ物・飲み物

摂取すると排尿を促進する、利尿作用のある食べ物・飲み物には具体的にどんなものがあるのでしょうか。もし無意識に多く摂取してしまっているようであれば、適量に改善してみることをおすすめします。

利尿作用のある食べ物

    <利尿作用のある食べ物の一例>

  • 納豆
  • 唐辛子
  • 焼き海苔
  • 乾燥ワカメ
  • アボカド
  • バナナ
  • きゅうり

主に、カリウムを多く含む食品が挙げられます。納豆や海苔、唐辛子などが好きな人は毎日の習慣として食べていることが多いので、「トイレが近いかも?」と感じたときには意識的に摂取を控えてみるとよいでしょう。

利尿作用のある飲み物

    <利尿作用のある飲み物の一例>

  • 緑茶
  • ウーロン茶
  • 麦茶
  • コーヒー
  • 紅茶
  • コーラ
  • 栄養ドリンク

上記のようなカフェインを含む飲み物には利尿作用があります。頻尿の症状がみられるときには、カフェイン飲料は控え、水などで水分補給するよう心がけてください。

まとめて復習!知ることで予防できる頻尿の知識

今回紹介した頻尿を招く5つの原因(病気に伴う排尿障害、体の冷え、利尿作用のある食べ物・飲み物、ストレスなど心の問題、高齢化)は、誰にでも起こりうることです。早いうちから意識しておく心がけが、頻尿予防に効果をもたらします。

また、頻尿を招く病気の具体例や、利尿作用のある食べ物・飲み物の一例も紹介しました。ぜひ参考にして、生活習慣の改善に取り入れてみてください。

頻尿はれっきとした病気です。症状がひどく生活に支障が出たり、心配事がある場合には、自己対策だけで解消しようとせずきちんと専門医を受診して治療を行いましょう。

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